ノーベル平和賞授賞式に日本被団協が出席しました。
被爆者のスピーチが世界から注目されています。
その中でも、田中熙巳さんが原稿を読み上げた後の発言が話題になっているんです。
動画を紹介していきます。
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)がノーベル平和賞授賞式に出席
#日本被団協 の田中煕巳代表委員#ノーベル平和賞 授賞式で
— 日本平和委員会 (@japanpeacecom) December 10, 2024
「被団協は2つの基本要求を掲げてきた。日本政府による戦争被害受任論に抗い、戦争被害は国によって償われるべきこと。核兵器は極めて非人道的な殺人兵器であり、人類とは共存させてはならない、速やかに廃絶されるべきだという運動だ」 pic.twitter.com/k8LRdPjqy4
日本時間の12月10日、ノルウェーで行われたノーベル平和賞授賞式に日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が出席しました。
日本被団協を代表して田中熙巳さん、田中重光さん、箕牧智之さんの3人の代表委員が登壇。
田中重光さんがメダルを、箕牧智之さんが賞状を受け取りました。
ノーベル平和賞の田中熙巳のスピーチに感動の声が多数
長崎で被爆した田中熙巳さんが代表してスピーチをしました。
92歳とは思えないほど、しっかりした口調で世界に向け
核兵器は人類と共存できない
と訴えました。
中には、メモを取りながらスピーチを聞いてる人もいたと言います。
【動画】田中熙巳の日本政府批判?全くしていない発言とは?
被爆者の方から直接語られる話は、重みが違いますね。
海外の方にも想いが伝わったと思ます。
そんな中での、SNSで注目されているのは、田中熙巳さんの日本政府批判です。
「日本政府は全くしていない」との発言が話題になっているので動画で確認しましょう。
石破茂首相は国会で核兵器禁止条約への署名・批准は「極めて困難だ」と明言した。
— 小島優次 (@kojimayuuj77104) December 11, 2024
田中熙巳さんが演説で言ったように、日本政府は一貫して原爆被害者に国家補償を拒みます。償いも全くしていない。外国へのばら撒きは止めない。
可笑しいじゃないか。#核兵器禁止条約に参加の日本を pic.twitter.com/kLxK3ywXph
用意された原稿を読み上げた後に、「最後に」と切り出して語った田中熙巳さん。
真っ直ぐ前を見て、力強い言葉で世界に訴えかけていますね。
ノーベル平和賞 スピーチ全文
自身の被爆体験や未来への願いを語ったスピーチの全文が気になります。
こちらのサイトから全文が読めます。
代表委員 田中熙巳さんの演説全文
本日は受賞者「日本被団協」を代表してごあいさつをする機会を頂きありがとうございます。
原爆被害者の平均年齢は85歳だそう。
10年後には、直接の体験者としての証言ができるのは数人になるかもしれないと言われています。
日本人にとっても貴重なスピーチでした。
まとめ
ノルウェーで行われたノーベル平和賞授賞式でのて田中熙巳さんのスピーチをお届けしました。
原稿を読み上げた後に、真っ直ぐ前を見て本心を語るて田中熙巳さんが印象的でしたね。
田中熙巳さんの強い思いが伝わって来ました。
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