パリ五輪の世界最終予選を兼ねた男子バレーボールのネーションズリーグが盛り上がりを見せています。
海外で活躍する選手も対数在籍する日本チーム!
男子バレーボールが強い!かっこいい!と大きな話題になっていますね。
そんな中、試合中に提示された「グリーンカード」に注目が集まっています。
馴染みのないカードに戸惑いの声も多数あったので、どんなカードなのか調査しました。
グリーンカードの意味など、詳しく紹介していきます。
バレーボールのグリーンカードが話題!
2024年男子バレーボールで提示された「グリーンカード」が大きな話題になりました。
2024年6月4日福岡で行われた日本vsイランの試合でのことです。
第2セット中盤に小野寺太志選手がワンタッチを自己申告!
すると、緑色の「グリーンカード」が提示されたのです。
するとTwitterでは「何?」「グリーンカード?」と戸惑いの声が多数あがりました。
バレーボール歴史50年母、歴20年娘でバレーボール中継を観ているのだが…聞いたことのない用語増えすぎて「はて?」となっております🙃実況が理解できないし、いつの間にバレーにレッドカード出て来たの?え?グリーンカード?え?
— Rie in Paris (@rieparistyle) June 5, 2024
グリーンカードってのを初めて知りましたw
— kenサン(NYF (@ken_ken147) June 5, 2024
グリーンカード!?悪いことじゃなくていいこと???
— ただのみかん (@ehimenaomikan) June 5, 2024
バレーボールにもイエローカード、レッドカードがあるの知らなかった。あと、グリーンカード?
— ちー (@chikotchiko) June 5, 2024
バレー見てて、グリーンカードってなんぞやってなったけど、なるほど自己申告か
— 紺 (@con_cof) June 5, 2024
多くの人がグリーンカードを見て「なに?」と疑問に思った事が分かります。
また一時X(旧ツイッター)では「グリーンカード」がトレンド入りする事態となっていました。
反響が大きかった事が分かりますね。
バレーボールのグリーンカードの意味は?
どんな意味がある?
トレンド入する程の注目を集めた「グリーンカード」とは、どんな意味があるのでしょうか。
審判員から提示されるカードと言えば、反則など悪いとイメージがありますよね。
グリーンカードの意味はというと
グリーンカードを持つのは、大会役員・審判員です。
選手だけでなく、チームに対しても提示されます。
小学生バレーなどでは前から使用されていて、子供たちにフェアプレーの大切さを伝える目的があります。
イエローもカード・レッドカードもある
バレーボールには、グリーンカード以外にレッド・イエローもあります。
相手に対して軽蔑、侮辱するような態度をした時や、意図的に試合を遅延させた場合に出されます。
では、カードの意味やペナルティを見てみましょう。
イエローカード
厳重注意で、ペナルティはありません。
レッドカード
イエローカード2枚目にあたるのがレッドカードです。
相手に1点が入り、サーブ権も相手に移動します。
サッカーのように退場にはなりません。
いつから始まったの?どんなプレーが対象でどうなる?
☆バレーボール部門U-12男子
— 総合型地域スポーツクラブ Safilva (@safilva) August 9, 2017
【ファミリーマートカップ全国大会予選2日目】
グリーンカードをいただきました!
次の試合もフェアプレーの精神で、選手たちは戦います! pic.twitter.com/B62ETmERRJ
いつから始まった?
では、一体いつから「グリーンカード」は始まったのでしょうか。
調査すると新しいルールのようです。
2023年ネーションズリーグから試験的に導入開始
「試験的に導入開始されたもの」と記載されているものが多かったです。
今後は、細かいルールの変更があるかもしれません。
どんなプレーが対象?
どんなプレーの時にグリーンカードが使われるかと言うと「フェアプレー精神」に対して出されるカードです。
日本小学生バレーボール連盟のHPによると、このようなプレーが対象だと言います。
- ミスをした選手に対して、積極的に励ましの声かけをした。
- 不利な判定になる場合でも、正直に自己申告をした。
- 点差や状況にかかわらず、最後まで全力でプレーをした。
- 判定を素直に受入れ、終始フェアな態度で試合を終えた。
ビデオ判定による試合の遅延を防ぐことに一役買っていると言われています。
どうなる?
グリーンカードは、良いことをしたプレーに出されます。
そのため、罰則とは逆に賞金が貰えるんです!
- 大会終了時に最も多くのグリーンカードを獲得したチームには「フェアプレー賞」が贈られる
- 賞金3万ドル(約465万円)を贈呈
もし、同点の場合には順位が上のチームが獲得するルールになっています。
こんな素敵なカードであれば、どんどん出して欲しいですね。
2024年ネーションズリーグでは、どのチームが「フェアプレー賞」を獲得するのでしょうか。
まとめ
バレーボールのグリーンカードについて紹介していきました。
2024年ネーションズリーグで、グリーンカードを初めて見た人も多いと思います。
一体あれは何?と疑問に思った人もいると思いますが、フェアプレーに対して出されるカードでした。
導入されて、まだ1年程度しか経っていないので、これから定番のカードになっていくと思います。
大会終了時にグリーンカードを多く獲得したチーム「フェアプレー賞」として賞金も出るという面白い仕組み。
一体、どのチームが獲得するのでしょうか?
バレーボール大会の楽しみが増えましたね。
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